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太陽熱温水器とソーラーシステムのチリウヒーター

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製品紹介 - 太陽熱温水器Water Heater

太陽熱給湯システム・太陽熱温水器

① バカにしてはいけない太陽熱パワー

② 国際エネルギー機関(IEA)

日本では1950年代から使われてきた太陽熱温水器ですが、近年は一時程の人気がありません。一方、ヨーロッパでは、チェルノブイリ原発事故を契機に普及が急拡大し、日本の数十倍の規模に拡大しました。今や、再生可能エネルギー化の機種として、中国など世界中に広く使わています。 国際エネルギー機関は、左グラフを公表し、「世界のエネルギー需要への太陽熱利用の貢献は、他のいろいろな再生エネルギーと比較すると、風力発電についで2番目の規模です。」として各国政府にその普及を提言しています。この事実が各国エネルギー政策の中で過小評価されています。

③ 日本で最も経験あるチリウヒーター

チリウヒーターは、太陽熱を利用した温水器を作って約70 年。平板型太陽熱集熱器のメーカーとしては、世界で二番目、日本では最も古いメーカーです。
太陽熱温水器のもとは、1945年12月に農業改良普及員の山本祐夫氏が開発した木製の「天日タンク」を愛知県三河地方の農家に広めたものが最初と言われています。爆発的に普及した天日タンクは木製のため耐久性がなかったため、当時井戸ポンプを作っていた弊社に相談があり、チリウヒーターの創業者が木製だった天日タンクを工業製品化しました。そして天日タンクの欠点に改良を積み重ね、、1963年に日本の太陽熱温水器の元祖となるステンレスシームドプレス型受熱板を採用した太陽熱温水器を発売しました。
弊社が日本で最も古いメーカーとする根拠は、1950年代から太陽熱温水器を継続製造ているメーカーは弊社しかないこと、また、現在の太陽熱温水器の根幹となる集熱器を開発したことによります。太陽熱温水器のもとになった天日タンク

資料を元に再現した1/4スケール木製天日タンク
実際に水を入れると40℃以上に沸きました
制作:オフィスげんぞう 




実際の天日タンク 太陽熱温水器

実際に使用中の天日タンク 写真上部の文字は「ふろ場に直結してある天日タンク」
農村の住宅 主婦の友社
昭和33年1月発行 より 

1 自然循環式太陽熱温水器と強制循環式ソーラーシステム

太陽熱給湯システムには自然循環式太陽熱温水器と強制循環ソーラーシステムとがあります。

  自然循環式 強制循環式
集熱面積 3~4㎡ 6~8㎡
貯湯量 200~230ℓ 300ℓ,370ℓ
給水温度 冬の間は、多少の追い炊きが必要 集熱面積、貯湯量ともに大型のため、前日からの持越しが多く、温度、湯量ともに自然循環式より優れる
給湯水圧 屋根からの自然落差分だけのため、加圧ポンプ使用を推奨 水圧高く、2階のシャワーも勢いよく出ます。(減圧弁 300kPa)
屋根の荷重 約300㎏(実績多数、危険はない) 集熱器2m2当り 4x㎏

2 自然循環式太陽熱温水器

無動力で水が循環加熱されるお値打ちな温水器です。
沸いたお湯は保温貯湯タンクにとどまり翌朝までもほとんど冷めません。
貯湯タンクは災害時の水タンクとして役立ちます。

自然循環式太陽熱温水器 一覧

250S型 250SFD型 
特徴 250S型 太陽熱温水器
実績No.1のロングセラー

様々な屋根に対応し、地上設置も可能。冬場の低い日射を効率良く受けるため、受熱面の角度をあげる架台が標準装備。

250SFD型 太陽熱温水器
架台不要で屋根すっきり

屋根に直接設置するタイプ。高効率湯沸かしのフロート採湯方式など基本性能を備えたローコスト高機能タイプ。 

機種 250S-3 250S-4 250SFD-3 250SFD-4
*タンク
*集熱器 A×2 B×2 A×2 B×2
総重量 338 kg 354 kg 321 kg 337 kg
本体価格(税込) ¥368,500 ¥407,000 ¥323,400 ¥363,000
*タンク ① 250S ② 250SFD
外形寸法(mm) 幅2,007×長487×高565 幅2,006×長541×高610
貯湯容量 230 L 220 L
重量 貯湯槽 32 kg 35 kg
標準架台 10 kg -
各部材質 内装材 超高分子量ポリエチレン
保温材 発泡スチロール
外装材 ステンレス、その他
給水/給湯 G 1/2 / Rc 1/2
*集熱器 A. 1.5m2 B. 2.0m2
外形寸法 (mm 幅1,020×長1,582×高70 幅1,020×長2,002×高70
集熱面積 1.61m2 2 .04m2
重量 集熱器 33 kg 41 kg
各部
材質
受熱板 ステンレス
透明板 半強化ガラス
外装材 ステンレス、その他

新製品 200SUP-VH20
特徴 高圧・高温型
ヒートパイプ真空管式太陽熱温水器

高断熱(ウレタン50mm)、真空管ヒートパイプで高温集熱型の太陽熱温水器。内タンクもステンレスなので耐久性も高い。
水道直結なので、太陽熱の湯が2Fのシャワーでも気持ちよく使える。

本体価格 374,000円(税込)
詳細はこちら
200SUP-VH20 真空管 直圧 太陽熱温水器 
真空管式太陽熱温水器は平板式に比べて高効率であるというような表現が使われていることがありますが、これはとても誤解を招く表現で、真空管式、平板式それぞれ得意な条件があるということで、集熱面積と貯湯量のバランスでも効率は変わってきます。家庭用のお湯を沸かす太陽熱温水器というシステムで考えれば、差はあまりありません。詳しくはお役立ち情報のページでで真空管式と平板式を比較しておりますのでこちらをお読みください。


メンテナンスや修理が必要な場合はこちら

図面ダウンロードはこちら

3 強制循環式ソーラー給湯システム

● 軽量な太陽熱集熱器は屋根に、貯湯タンクは地上に置きます。
● 水圧が高く、大容量の給湯にも対応でき、ドイツなど北ヨーロッパで一般的です。太陽熱集熱器へ不凍液を循環し地上の貯湯タンクにお湯を沸かすので、寒冷地でも使えます。
● 貯湯タンクは災害時の水タンクとして役立ちます。東北、熊本の災害時には非常用水タンクとして大変喜ばれました。

寒冷地にも対応

マイナス40℃まで使える不凍液循環システムなので、厳冬期も使えます。(給水給湯配管は凍結防止措置が必要。)

腐らないタンク

貯湯タンクは、しっかり保温されたステンレス製。腐食の心配もなく、水質低下もありません。メンテナンスフリー。

雨の日もお湯の恵み

タンクは大容量の300/370リットル。これだけあれば、雨の日に昨日タンクに残ったお湯を台所やお風呂に使えます。

2階のシャワーもOK

減圧弁水圧は300kPa(370リットルは250kPa)と高いので、2階でシャワーを使えます。

図面ダウンロードはこちら

4 既存給湯器と併用可能

チリウヒーター太陽熱温水器は、お手持ちの給湯器と連動させて台所にも使うことが可能です。給湯機機種により、「給湯加圧ポンプ」「給湯機接続ユニット」が必要な場合があります。

5 施工例

施工例はこちらへ

6 補助金

ソーラー給湯システムは、国や自治体の補助金の対象となる場合があります。
補助金情報はこちらへ