チリウヒーター ソーラーシステムで60年の実績
 地球環境から身近なことまで熱い 思いを語る…since2002

BOSSのひとりごと・・・
ここでは、チリウヒーターの社長である岡本 が、
独自の視点で、環境のこと、エコのことはもちろん、身の回りの
出来事やニュースを、たまには過激に、綴っています。
(※あくまでも個人の感想です※)

目次
2015
2013 2012 2011
2010 2009 2008
2007 2006 2005
2004 2003 2002

2015年
12月 広島・長崎原発記念日
 面白くない日本のテレビは見ずにスカパーでBBCワールドニュースを見ています。欧米から中東、アジア、アフリカと世界中の出来事を放送する番組ですが、8月9日は一日中70年前の長崎原爆を特別大きく扱い、式典実況も含めて放送し長崎市長や被爆生存者の人が安保法案に強く反対するのをそのまま実況放送していました。そしてスタジオに日本研究学者を呼んで最近の日本政権の好戦的傾向に懸念を表していました。日本特派員は6日の広島の放送同様に「原爆投下は戦争終結を早めるものだったのか、それとも重大な戦争犯罪なのか」問うていました。日本人は自らを哀れな被害者だと憐れむようですが、日本への原爆投下は誤った行為だと考えるドイツ人66%に対して日本人では58%というのもいかがなものでしょうか。3百余万人、国民の25人に1人が死んだ日本ではとかく自らを被害者のように思う考え方が多いようですが、一方では近隣の国々へ軍を進め力任せに他国民を服従させ、植民地化したり、殺害し、皇居へ向かって拝礼させたりしたとんでもない加害者であったことを忘れてはなりません。挙句の果てに4千人もの若者たちを飛行機に乗せて爆弾と共に軍艦に向かって飛び込ませ、老若男女に竹槍で米軍と戦う訓練をさせ、そんなデタラメなことをする心理にさせられたのです。そんな事態を招かないように諸外国との外交を巧みに運営し国民を守るのが本当の政府の仕事なのに、と最近強く思います。
12月 日航機墜落事故
 30年前の1985年8月12日夕方、羽田発大阪行きの日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山に墜落し、乗員乗客524名中520名が死亡しました。「上を向いて歩こう」を歌った坂本九も死亡しました。ジェット旅客機は高空を飛ぶので客室は圧力タンクのようになっていますが、その客室が羽田を出て伊豆に達した頃尾翼近くで破裂し、操縦不能になった機は迷走し富士山の西から山梨、群馬県へ飛んで山に激突しました。原因を探るうち、この機は7年前胴体尾部が滑走路と接触する事故を起こしており、その修理をボーイング社作業員が行ったことがわかり、その作業手抜きが主原因と結論づけられています。問題は、この調査過程で日本の運輸省事故調査委員会(事故調)が情報隠蔽したことが今年7月に明らかになったのです(中日新聞)。米国運輸安全委員会NTSBは事故直後に残骸を調べ修理ミスを発見し、事故調に通知。ところが事故調は翌月になってもそれを隠し続けました。捜査に当たっていた群馬県警への配慮といういかにも役人的メンツと縄張りの問題だったのです。アメリカでは航空機事故となれば独立機関NTSBが迅速強力な権限をもって調査に当たるのですが、県警に航空事故のような専門性の高い事故を捜査できないので事故調があるのですが、いかにも日本的な縦割り、縄張りのせいで情報隠蔽が行われたのです。こうした隠蔽構造は、東電原発事故においても同じことです。こんな構造の社会では原発を安全に運転するのは無理だと私は思います。
11月 ロンドン見物
 休暇を数日ロンドンで過ごしました。有名観光スポットは観光客でいっぱいので避けて、一番安い観光方法として有名な2階建て市バスに乗って回りました。バス2階の最前席に陣取って建物や町の風景を見物しながら回っているうちに、気が付いたことがあります。
 ロンドンといえば世界に名だたる大都市、それなのに市内中心部の道路が狭く、ほとんど片側1車線、東西南北はめちゃめちゃでその上曲がっていますし、狭いので一方通行道路も少なくありません。幅の広いところでは車道を広げるのではなく、歩道や中央分離帯や自転車レーンを確保しています。その裏では、区画整理とか再開発とかで広い真っ直ぐな車が沢山走る道路網を作るのか、古い由緒ある石造の建物群や街並みを壊さずに守って狭い道路で辛抱するかの選択があった筈で、イギリス人の根性を感じます。
 さらに、走っているのがほとんど2階建てバスと独特のスタイルで有名なタクシーで自家用車が極めて少ないのです。街の環境を守るため、ロンドン中心部を走るタクシーや救急車など以外の車には事前に申請と相当額の課金納入が必要で、違反は監視カメラでチェックし罰金が掛けられます。そしてこの方法は大半の市民の支持で成立しています。こうしてヨーロッパの街は何処も美しく守られています。
      
8月 幼稚園か保育所か
 3人の子持ち母Kさんは、出産1年後から保育園で預かってもらって来て、上の子は今年から小学校へ通っています。時には保育園から「熱を出した」と電話があって早退したり、時には20時近くまで残業したりしながら勤務は続けています。仕事は決してお金のためだけでなく、苦労も多いけど社会との繋がりを持ち続け、いろいろな喜びもあるからです。幼稚園と保育所とのどちらかを選ぶにあたって、当然ですが、幼稚園では時間が短すぎて無理なので保育所を選びました。そこでKさんに幼稚園と保育所の違いをどう見ているか聞いてみました。
 幼稚園では学習をさせて貰えるので、字を綺麗に書けるようになり、算数も早く出来るようになります。保育所では子供達はわいわいがやがやとみんなを自由に遊ばせるようです。だから幼・保の子供が集まると幼稚園の子達はきちんと椅子に座ったりできますが、保育所の子はチャランポランといいます。日本は長年学歴重視の社会でしたから、とにかく良い大学へ入ることが重要課題です。そのためには幼少から学育を少しでも進めるのが有利と、事情が許せば幼稚園へ行かせたい親は多いようですが、フルタイムで仕事をしている人達には保育所しか選択肢はありません。それでは子供達は知育が遅れてその後の進学に不利なのでしょうか。その子は親の身勝手の犠牲者なのでしょうか。Kさんの目から見れば決してそんなことはないようです。保育所では皆がそれぞれ遊び仲間を見つけ、遊び道具を探して自主的創造的に工夫をしたりする。そこから子供が得る利点は大きいと言えます。
 本当は、若干の進学準備も含んだ幼稚園と保育所の一元化が望ましいのですが、この幼・保問題は、文部省と厚生省の縦割り行政による縄張り争いで前進しません。幼保一元化は戦後すぐその必要が叫ばれ、40年前にも行政管理庁から両省に連携要請が出ていたにも関わらず放置されています。近年一線で働く女性たちも増え、少子化問題にあるこの時代に、官僚の縄張り争いで市民が不便不都合を迫られていますが、こうした問題を騒ぎ立てて「世直し」をするべき新聞・テレビが、世界でも類を見ない程に「社会の監視人」の役割を放棄してしまったことは実は日本の将来にとって恐ろしいことなのです。
7月 東京大空襲
 「70年目の3月9日夜、日本の首都の密集した木造住宅群に、アメリカのB29爆撃機334機が何千トンものの焼夷弾を降らせました。1000℃を超える炎の嵐の中で十万人以上の市民が焼き殺され、それは広島の原爆すらも小さく見えるほどの事件だったのですが、これが世界中から、それどころか日本でさえ忘れられています。」3月10日、世界中に向けてこう放送したのは、日本の放送局ではなくイギリスのBBCワールドニュースでした。
 幾重にも重なって燃える人々の下敷きになったおかげで生き残った人の経験も放映され、爆撃機の機長の「自分がもし敗戦側だったら戦争犯罪に問われた筈だ」との苦悩も紹介されました。家族皆焼死した当時十歳だった人が「あれ程の目に会いながら、アメリカの機嫌を気にしてまともな調査すらしないとは、この国は何ておかしな国なの」とインタビューに答える声も放映されました。
 広島・長崎への原爆投下を「間違った選択だった」と考える人がアメリカ26%、韓国19%と少ないのは仕方ないとしても、ドイツでは66%が「間違った選択だった」と答えるのに日本人では58%しかいない、との調査結果があります。新幹線で旅行中の西洋人に声をかけると殆どの人が京都とともに広島を訪問すると答えます。そのたび日本人として情けない気がします。念のために書き添えると、筆者は隣国諸国に過去をきちんと侘び良好な関係を築くべきだし、アメリカとも良好な関係を維持するべきだと考えますが、歴史的事実はBBC放送のように謙虚に正面から見るべきだと考えるのです。
6月 この夏の電力不足

経産省は5月に風力、太陽光、天然ガス、石炭、水力などと比較しつつ原発の発電コストを試算し、キロワット時当り10.1円と最安であるとしました。しかしこれには異論が少なくありません。海外と比較すると、欧米では福島事故後安全対策が強化され建設費が当初計画の2倍以上にもなってしまった例もあって、建設コストが高く評価されるのに対し「世界一厳しい安全基準」と自称する日本の建設費の方がはるかに安い、事故のリスクが従来の半分にして計算されている、風力や太陽光は普及によるコスト低下を見込まず高く見ている、などなど。ちなみに日本ではキロワット時当り10.1円とした原発コストが、英国では16.8円、ドイツでは17.2円、逆に風力発電は日本21.6円に対しドイツ9.9円とされています。とにかく原発再稼働という意図のもとで、作為的に原発コストは安いとなるように試算されたという批判が出るのは当然でしょう。
 福島の事故以来の原発停止によって一時夏の電力不足が問題になり、各企業に節電目標が設定されました。役所も企業も冷房温度を上げて汗を流しての仕事を強いられたのですが、その後原発は稼働していないのに、今年の夏も電力不足は起きずに乗り越えられると見通しが立ったため、数値目標設定は見送る事になりました。2年連続で原発なしの夏を乗り切るわけで、経産省が求める再稼働の必要性があらためて問われます。それよりもっとお金を再生エネルギーの普及促進に投じるべきだと考えます。

5月 漂流する難民
  BBC ワールドニュースは、5月20日現在で6千人の難民がタイ、マレーシア、インドネシアの海をボロ船で水も食料もなしに漂っている、5月以降連日その悲惨な映像を現地から流しています。彼等はミャンマー勢部のロヒンギャ族と呼ばれるイスラム教徒達で、3年ほど前から仏教徒たちに迫害され、同国軍事政権には国民と認めてもらえず、国連に「世界で最も迫害を受ける少数民族」と指摘される人々です。すでに12万人もが国を脱出したと言われ、イスラム教徒の多いマレーシアやインドネシアへ潜り込もうと漂流するのですが、続々と押し寄せる難民に両国ももはや受入を拒み、タイでは官憲が暴行の上エンジンのない小舟に乗せて公海上へ追い出すなど、心痛む状況です。ついに国連は放置できないと動き、マレーシア・インドネシアは救助に合憲、5月下旬には各国が協議に入るようですが、ミャンマー軍事政権は「あれは国民じゃない」とそっけない対応のようです。水も食料もなく海を漂う人々の目の前には死しか無いのでしょうか。
 日本にいると違う世界の出来事かも知れませんが、ナイジェリアでは過激派軍団に女学生200人が拉致され今も行方不明、シリアやイラクではISが暴れ回り、ウクライナではロシアから密かに送り込まれた軍隊も交えてこれまた果てしない内戦と、悲惨な出来事が続き、数知れない弱いものたちが今も犠牲になっていること承知するべきでしょう。

4月 ベトナム人、ヤギ食べ実刑
  岐阜県の公園で除草研究用のヤギを盗んで食べたとして二人のベトナム人が有罪となり「予め下見するなど計画的、仲間と一緒に食べるという動機は安易で身勝手」と、杓子定規な裁判官から執行猶予付きながら実刑判決を受けました。なんとも奇妙というかエキゾチックな話ですしヤギなんて臭くて硬くて美味しいものではないが、そこが異国の風習というもので、仲間の誕生祝いパーティ用だったようです。
 笑い話のような事件ですが、この背景には放置できない問題があります。ベトナム人達は農場の技術実習生として「月給20〜30万、一日8時間労働、土日休み」と言う条件で2年前に来日したのですが、実際は月収数万円、2m2程度の倉庫の片隅で暮らし、早朝6時から深夜2時頃まで7ヶ月休みなしで働かされ、ついに耐えられず脱走し仲間ともども生活に困窮していたのだというのです。
貧しい国から豊かな国へ国境をかいくぐって働きに行くのは世界中で起こっていることです。日本でも土木建築現場や工場などで外国人を見かけるのに事欠きません。もはや食い止める手は無いでしょう。いつまでも表向きは禁止としながら、裏側で実習とか研修などという名目で低賃金労働をさせる実情に目をつぶっているとこうした哀れな人々が増えてしまいます。こんな犯罪と言えないような犯罪ならまだいいのですが、そのうちに本当に深刻な犯罪が増えてしまうという事態は世界中で起こっていることなのです。
3月 売れなくなった漫才師
 夫婦漫才「おしどりケン・マコ」は毎月60件もの仕事が入る人気コンビでした。奥さんのマコは大学医学部を中退、チンドン屋でアコーデオン弾きをやり海外公演も経験という変わり種です。マコは福島原発事故の後ファンの子供達に危機感を持って、東京電力の記者会見に出席し、現地調査にも行ってインターネットで情報公開し続けました。そして彼等がそんな活動を始めてから3ヵ月後にはついに仕事がゼロになっていました。
 この国は何という恐ろしい国になってしまったのでしょう。多分「干した」人達は上役の顔色を伺ったのでしょう。私は海外出張中にあの地震・津波・原発爆発に遭遇し、帰国してテレビを見た時、学者や専門家たちが口を揃えて「心配ない」「大したことはない」と口を揃えて言うのを見て「日本は言論統制国家だったのか」と悲しく、情けなく思ったものです。原発に批判的な人達が「仕事を干されてしまう」ような社会が良い社会とは思えません。批判する人も賛同する人も自由に意見を戦わせる社会でなくてはならないのです。
 純技術的には原発事故防止は可能かもしれないが、今のように批判に蓋をしたり、漫才師を干してしまう組織が運転に関わる状態では(巨大組織はそうなるのが普通です)、その上、使用済み核燃料の捨場も無い国では、ドイツのように廃止に向かうのが正しいとヨーロッパの北の海面を埋め尽くす巨大発電風車群を見てつくづく思うのです。
2月 検死
 京都府日向市で結婚1ヵ月後に夫を毒殺した女が、これで7回の結婚内縁殺害を繰り返してきたらしいことが判明しました。今回の殺害の2年半前の殺された男性からは青酸カリが見つかったのですが、他の5人は被害者が火葬され証拠は灰になってしまい、あとは日本警察お得意の強引な自白強要に頼るのでしょう。検死解剖制度がきちんとしていたら、死体が解剖され犯罪をもっと早く発見できたでしょうし、数名の命が救われていたでしょう。
 諸外国に比べ日本は死体解剖が著しく少なく、きちんとした診察により病死体以外の「異状死体」であっても、一般の警官や医師がよしとすれば痕跡も残さず火葬されることになっています。浴室で溺死と処理をしたら、後に実は保険金目当ての絞殺だったと判明した見逃し事件など多数あるようです。筆者が知る一例でも、前日まで元気だった女性が朝死んでいたという一件があり、当然検死解剖かと思ったら翌日さっさと火葬されたのを見て、余りにも簡単に灰にしてしまう事に驚いたことがあります。あれが同居人による犯罪だったとしても闇から闇です。
 上記の「異状死体」は、全死体の16%ありますが、その解剖率はイギリスの1/4、スウェーデンの1/8と著しく低いのです。隠れた犯罪の発見だけではなく、あらゆる死因を明らかにして再発を防止したり、社会を正しくしたりするのが検死の目的ですが、その検死制度が日本では複雑で縦割り行政も絡んでうまく働かないようです。古くからあるこの批判に応えられないのではとても先進国とは言えません。
1月 天気図
 日本のテレビは殆どが東京の大手テレビ局で作られたのものを放送するのですが、1部で地方局が独自の番組作りで頑張ります。そんな番組の一つが名古屋テレビの毎朝の天気予報。特徴は必ず天気図を見せることで、朝と夕方の高気圧・低気圧・前線を示しつつ、衛星からの雲の写真も使いこう動くのでお天気はこう変わる、この低気圧に向かって海から風が湿気を運ぶので雨が降り易いとか、本州を横切る等圧線の数が多いので強い風が吹くなどと筋道だてて解説しています。殆どの天気予報が、晴れるか、雨が降るか、降らないかと最高最低気温しか言わないのと大変な違いで、それはあたかも、学校のテストで、理由を説明させられるのと○×だけを答えるのとの違いです。
 BBC世界ニュースの天気予報も、日本からインド洋に至る広範囲の地図の上に風の流れを見せて大局的な天気の動きを解説しており、範囲の広さこそ異なるものの天気予報のあり方としては同類です。安易に答えだけを手に入れ、自分で物事を考え判断することが少なくなってしまった近年、大きな範囲でものを見て「こう言う状態だからこうなる」と解くこの種の天気予報のあり方には救われる思いがします。
 天気図は決して難しいものではありません。強風が吹き荒れ名古屋が50年来の大雪に襲われた12月18日の朝、天気図を見慣れた出演者達は本州を10本もの等圧線が横切っているのを見ただけで、解説を聞く前にワ〜これは強風だと叫びました。天気図を使って自分で天気予報してみましょう。
目次に戻る
こ のページのTOPへ


 
Copyright(c) CHIRYU-HEATER Corporation. All Rights Reserved.