チリウヒーター ソーラーシステムで60年の実績
 地球環境から身近なことまで熱い思いを語る…2006

2006年
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12月 人権尊重??
 日本は何をやってもいい国である。電車でお年寄りが立っているのに大股広げて二人分席を取る若者は序の口。ストーカーに付き纏われていると助けを求められても何もせず、殺されてしまっても、警察は罪を問われない。
 学校ではいじめで、自殺まで起きているのに、知らなかったと嘘をついている校長も教育委員長もお咎めなし。助けを求められて何もしなかった児童相談所も、追い返した警察もマスコミの非難すら受けない。いじめて金を巻き上げた犯人を非難する声も聞こえず、自殺した子の弱さが非難される。もっと恐ろしいのは、それを見て見ぬふりをするのか同調する同級生ども。
 公聴会で金を渡してヤラセ質問をさせた高級官吏もそのうち涼しい顔をして出世することであろう。日本は何をやっても許される優しい人権尊重の国である。でも、これって、おかしくないか?
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11月 一流住設メーカーでさえ
 家のユニットバスがあちこち剥げてきて、おかみさんの主張で止む無く取り替えることになった。
 M社の新型UBだが設置して驚いた。ドアに吸気ガラリがない。うちは第3種換気でUBからも常時排気しているから吸気がなくては困る。そこでメーカーに問い合わせたのだが、営業は質問の意味が理解できず、一向に答えがない。遂に怒って「取り替えろ」とやったらやっと分かる者から「ドアの枠が吸気できるようになっている」。それにしても、そんな簡単なことを答えるのに何年かかるのだ、といったら、実はそんな質問を頂いたのは初めてで、だそうだ。
 日本の換気の意識は未だこの程度。二階設置なので天井からセルロース断熱すると言ったら、照明器具が対応していないからダメだという。俺の家は高断熱住宅だといったら、少しくらい断熱がなくても大丈夫ですと来た。日本の一流住設メーカーとはこの程度のものかとあきれ果てた次第である。
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10月 私事。テニスコートにて
 9月16日土曜日朝、いつものように自転車で近くのコートにテニスに出かけた。7−8時間後、心配してベッドを覗き込む妻と東京から駆けつけた息子の顔があったが、その間の記憶は全く消滅。聞けば、頭越しのボールを追っかけて後ろにひっくり返ったのだそうだ。
 コンクリートコートで後頭部を強打して意識不明、帽子は血まみれ、救急車で近くの病院へ運ばれ4針縫ったが、脳内出血の恐れがあるため隣町の総合病院の集中治療室へ転送されたのだとか。頭を動かせばそのまま部屋がくるくる回って止まらない。栄養剤と止血剤を点滴し、尿管を挿入して自動排泄され、これはトイレに行かなくていいので調子がいい。
 今日で事故から5日目、点滴も尿管も取れたが、とうてい真っ直ぐ立てない。一体どうなることか。それにしても、ギャング映画でやる、ピストルで後頭部を殴って気絶されるなどということは、ゆめゆめやってはいけないことが良く分かった。頭というものは大切なものなのだ。
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9月 八戸三社祭り

 最北の会員さんを訪問するため八戸へ行った。日程の打合せの中で「ちょうどいい日だ。大きな祭りがある」と聞いて、正直「困ったな」と思った。混雑や宿泊先探しを心配したが、何とか宿も取れたので出かけた。
 いつもは空いている仙台から先の新幹線がなんと満席。これはこの祭りのためばかりでもないようだが、それでも思いやられる。打合せを済ませ送っていただき、人だかりを掻き分けホテルにたどり着いた。ちょうど暗くなって、祭りの行列が始まってみてびっくり仰天。これはすごい祭り。280年続く重要無形民俗文化財で趣向を凝らした山車が27台も延々と続く。とりわけ感動的だったのは表に出てはやしたて、太鼓をたたくのが小中学かもう少し位の子供達、とくに見たところ女の子が主力部隊で、実に楽しそうにやっていたことだ。
 八戸三社祭り、わざわざ行ってでも一見に値します。

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8月 実用英語教育の必要性
 数学者藤原正彦氏の本が売れていて「教えるべきは英語よりまず国語だ」という。日本語力の不足で論理的思考が育たない。しっかりした日本語力なくして「考え」を整え、議論することはできない。
 けれども、小さい頃から英語を使い続ける教育環境もまた、これから必要だと思う。北欧やフランスやチェコやカナダに移住したインド人たちとの会議に何度か参加して、英語という共通言語のもとに国境が希薄になっているのを強く感じる。彼らの中では主張しなければ存在は無い。彼らに溶け込んで互角に戦わなくては認められない。
 僕は英語をわりにこなすが、それでもしばしば力不足を感じて悔しい思いをする。いま会員諸氏に英語が必要とは思わないが、次の世代の日本人はこれを使いこなさないと、国を挙げて実用英語教育に力を注ぐ韓国や中国とくらべ、日本は世界の中で存在感のない国になる。ヨーロッパでの会議でそう強く感じたのである。
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7月 挑戦と失敗
 吉野家はアメリカにこだわって牛肉輸入禁止以来牛丼販売ができず赤字になっていたのが、ついに黒字になったという。
 昔、味を落として倒産した実績があるせいか、アメリカ牛以外の牛丼はやらないのだそうだが、近年、豚丼がヒットして盛り返したとかで、社長がインタビューを受けていた。
 牛丼停止以来、あれこれいろいろな商品を出してみて、次々に失敗撤収を繰り返した結果の業績回復だと言っていた。そして、「思いつく手を片っ端から打って失敗と再挑戦を繰り返すしか方法はない」、と言っていたのが強く印象に残った。
 当たり前といえばそれまでだが、実はこれが一番難しいんだよなー、と我が身を思いながら反省しきりである。
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6月 世界の動向は脱原子力
 イタリアのヴィツェンツァという小さな町でsolarEXPO と称して展示会があるというので、ヨーロッパへ行ったついでに覗いてみた。イタリアでソーラーなどかつて聞いたこともないのでさぞかしわびしい展示会であろうと行ったのだが、入場料1500円もする大会場がつかえて歩けないほどの大盛況。太陽熱利用が太陽光発電をやや上回り、他にもウッドペレットなどバイオ関係や風力発電も。
 それにしても太陽熱利用の人気にはびっくり仰天である。この背景にはドイツを中心とする「原子力以外の道を」という政策が全ヨーロッパに広がっていることがある。環境政策が産業を衰退させるどころか新しい産業を生み出している様はまさに構造改革である。
 オール電化で深夜電気使用を増やせば、その分だけ原子力発電を増やすことができる。そうして原子力発電を推進し、そこで出来てしまうプルトニウムを使おうと世界中が見捨てた高速増殖炉に突進する日本とは大変な違いである。
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5月 反IH調理器の理由
 ブロック会講師に呼んだことのある船瀬俊介が最近「やっぱりあぶないIH調理器」という本で、電磁波の危険性を煽っている。
 電磁波問題は安井至講師が触れておられたように、その危険性はまったく問題にならない水準で、脳みそのすぐ隣で携帯の電波を出しても問題ない。それなのに、そのような脅しを本にしてしまうのは、ダイオキシン騒ぎに似たところがある。
 僕は反IH派だが、僕の理由は違う。魚焼きはガスで焼いたのと電気で焼いたのとでは雲泥の差ほど違うこと、中華料理もまるで違うこと、てんぷら火災もけっこうあること、アルミ鍋も使えますと称して中に電熱器を隠し置くのは欺瞞であること、など以上に、「電気は多量の燃料から作られる貴重なエネルギーで単純に熱として使うべきものではないこと」、「それを排気が出ないからクリーンだとするのは欺瞞であること」、というのが最大の問題だからである。
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4月 大画面TVのエコ度
 電気街をぶらぶらしてテレビ屋さんに立ち寄ったら、展示品の安売りだというので液晶テレビを買った。電波の発信源が良く似た方向にあると見えて、幸運にもアンテナはそのままで地上波が映ってしまい、その綺麗さに驚いている。その後、インターネットを見ていたら、大画面TVのエコ度というか電力消費の比較が出ていた。安井至先生のサイトで、日経エコロジーの連載記事を掲載したページである。http://www.yasuienv.net/EcoPremium/EPFlatTV.htm
 何種類かの液晶やプラズマの消費電力を比較した中で、一番悪かったのが三菱。なんと、僕が買ったのはその三菱だった!でも、37インチで設置費込み16万台と確かに安かったからなー。一方、抜群に消費電力が少なかったのはEPSONのLivingStationで、電力はわが三菱の半分以下。店舗ではなくインターネットで直販していて、47インチで268,000円とある。画面の綺麗さは先の安井先生のページに書いてある。
 なお、僕は商品についての責任は負いませんのでよろしく。
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3月 一列横並び
 先日の冬季五輪、荒川君の演技は素晴らしかった。感動しちゃった。だけど村主君もかっこよかった。だが、ひとつ面白くないことがある。始まるまではテレビも新聞も安藤美姫君ばかり、ところがメダルを取った瞬間、こんどは村主君も美姫君も姿を消して荒川君ばかり。村主君の4位も大変なものではないか。少しぐらい見せてくれれば良いのに、と思うのだが荒川君ばっかりで、結局まだ村主君の4位の演技を見ていない。テレビとはそんなものと言えばそれまでだが、ひどすぎないか。
 もっとも一般の放送からして、売れるとなったらどのチャンネルも毎日同じ顔ばかりで、独自性の無さが日本人の一列横並び思想の現われかと思うと情けない。
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2月 実体のある世界
 ライブドアはメディアによれば、企業買収で急成長のマネーをもてあそぶ会社のようだが、元来インターネット関連の情報産業として実体のある事業をしていた筈である。急進のIT企業が、マネーゲームに走ったのだろうが、それにしても全てのメディア・財界一丸となってのライブドア潰しには異様な感がある。新興勢力対旧来勢力の闘いか。
 ライブドア騒ぎはBBCやCNNでも放送していたが、扱いはまったくクールで日本のメディアと大違い。株は今や、本来の投資を離れて投機・博打の世界、マネーゲームの世界、ライブドアは賭場でちょっと汚い手を使ったということか。そんなあぶく銭が経済と言われると、学生たちが理系離れというのも無理からぬかも知れない。
 だが、こちらは実体のある物づくりの世界、まさに別世界である。私達は実体の世界でがんばろう。
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1月 まだ足りない「次世代省エネ基準」
 年末の寒波は12月中には珍しく、騒ぎ好きなテレビは名古屋で58年ぶりの積雪とか言っていたが、たいした雪ではなかった。それでも12月の寒さとしては上等で、拙宅でもいくらか床温度設定を上げざるを得なかった。 拙宅の分類はIV地域。しかしT地域基準を上回る断熱と開口部性能、開口面積率は20%と立派なものだが、それでもこうした寒波のときには、普段の床温度設定では確実に寒くなり、寒さはしっかりと滲み込んでくることが分かる。そう思うと、日頃、判断基準として強要している「次世代省エネルギー基準」がいかに貧弱なものかと改めて感じさせられる。
 今、あるU地域の会員さんがハイブリッドソーラーハウス第1棟目を柱間断熱+R0.95付加断熱、窓K1.8(R0.55相当)、開口面積率18%で建て始めた。隣にある社長さん宅との差が楽しみである。
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