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茨城県 根本様邸
太陽熱・風力・雨水を有効活用した、環境共生型の"自立志向住宅"をめざして
現実にはどの程度まで"自立志向住宅"が
実現可能かを知的に追求。


茨城県つくば市にある根本邸は、現在流通している素材やシステムを利用し、それに様々な技術やアイデアの工夫を加えることで、現実にはどの程度まで"自立志向住宅"が実現可能かを徹底的に追求したお宅です。

ご主人の根本直さんは、農学博士の学位をもち、化学物質という切り口から生物の繋がりを見る化学生態学がもともとのご専門。現在は独立行政法人の研究員として高度な分析装置を操る日々。科学者、エンジニアとして何事も実際のデータをもとに判断する合理性と、与えられた条件で最善の結果を出そうとする創造性とが、この家づくりにも見事に発揮されたわけです。
 
根本さんの言う"自立志向住宅"とは「環境との共生をめざしつつ、太陽熱や風力を利用して可能な限りエネルギーを自給し、雨水などを蓄えて水不足時や災害に備えようという"志"をもった工夫の住まい」ということになります。しかも「できるだけコストのかからない実用のエンジニアリングを目指す」のが目標。

「ある種、知的なオアソビだと思ってくださって結構です」とのことですが、もちろん根本さん自身は本気の大マジメ。しかもこの家づくりの全プロセスは、ホームページでタイムリーに公開されたのです。 

予算10万円で設置した風力発電の
プロペラは近所の子供にも大人気。

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庭は、米国の自然保護団体から「裏庭
野生生物生息域」に認定されています。

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風除湿としての機能を重視した
玄関には充分な広さを持たせて
あります。

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10万円と1万円の予算で風力発電システムを設置。はたして、その効果は?

"自立志向住宅の知的なオアソビ"を象徴するのが、庭に設置された風力発電システム。根本さんはこれを、なんと10万円ちょっとで完成させてしまいました。
根本さんが目をつけたのは"エアー403 24V仕様"という高効率型の家庭用小型風力発電機え、定格出力は400W。これを約9万円という破格の価格で入手し、支柱にはホームセンターで購入した4mの足場鋼管を利用。それにバッテリーやインバーター、ヒューズ、ストップスイッチなどをつないで、システムをいとも簡単に完成させてしまいました。

ところでその効果は、とお尋ねしたら「やっぱりというか、風力だけではとても実用になっていません。」とアッケラカンとしたもの。ただ太陽電池とハイブリッド化することで電動工具やノートパソコン、ニッケル水素電池の充電やクリスマスイルミネーションの点灯と大活躍しているとのこと。現在は無停電防犯システムを構築中とか。
そのうえ、さらに2機目を今度は1万円の予算で設置。採用したのは"NP103型3ワット風力発電機"で、正確には販売価格9800円。「いずれもモトが取れたかどうかは"?"がつきますが、子供たちへの教育・啓蒙効果はあったと思います。オブジェとしても、なかなかオシャレですしね。」

一方、雨水利用システムとしては約800gの浄化槽を埋設。それを昔懐かしいガチャポンプ(手漕ぎポンプ)で汲み上げることに。こちらは庭の散水に活用するなど大活躍で、充分にモトは取れているようでした。


根本さん宅の5ヶ所にセンサを取り付けて冬期6日間の温度・湿度を測定したデータ。1階と2階の温度差が殆どないことに注目。
測定:チリウヒーター

 
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広々としたリビングダイニングは家族みんなの
お気に入りの場所。国産赤松の柾目板を
ふんだんに使った、くつろぎの場所です。
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リビングの上は2階とを結ぶ吹抜け
 
自然素材を利用した高気密・高断熱・計画換気のソーラーハウス

「別にヒステリックにエコロジーを叫んでいるわけじゃないんです」本当の意味でのエコロジーなんて幻想に近いもので、人間の活動はすべからく環境に影響を与えていますから、まあエコ志向、エコごっこ、似非エコぐらいのスタンスだと思ってください」と根本さん。100%の自立住宅なんて無理だから自立"志向"住宅と名づけたのも、そんな"謙虚さ"のあらわれです。

この家の特徴はいくつもありますが、基本的な考え方は、高気密・高断熱・計画換気のソーラーハウスということになります。「仕事でカナダに住んだとき、身のまわりだけを暖める部分暖房ではなく、全館暖房することの快適さを実感し、断熱手法を計画換気に興味を持ったんです。今回もそんな視点でいろんなモデルハウスを見学した結果、最終的にハイブリッドソーラーハウス+木造(非集成材)+自然素材利用という方向でいこうと決断しました」。ソーラーシステムとしてハイブリッドソーラーを採用した決め手は、他に比べて蓄熱効率が優れている点と、370gの貯湯タンクを備えているため上水の備蓄ができる点でした。
 
吹抜けと大空間のある自然素材の住まいに家族みんなが大満足。

根本さんご一家は、直さんと奥さん、3人のお子さんの5人暮らし。家づくりにあたっては、奇をてらわず、家としての基本性能をあげること、住宅自体の自立度をあげること、それになにより家族が一体になって時間を過ごせること、をコンセプトにしました。
「工務店には70年以上もつ家を造って欲しい、と注文しました。おしゃれなデザインではないかもしれませんが、ライフステージの変化に合わせて住み方を変えていける自由度と、高い基本性能を持っていると自負しています。」
 
奥様がフルートを演奏され、直さんもオーディオの趣味があるだけに、音響効果も考えて設計プランを検討。根本邸の設計者である(株)ワカバハウスの中山淳さんは、根本さんご夫婦との打ち合わせの過程で、数10枚もの図面を作成したのだそうです。
「ワカバハウスさんは知人から紹介されたんですが、家づくりに対する責任感、話をよく聞く態度、自然素材に関する知識やこだわりに感銘しました。また腕のいい大工さんによる丁寧な仕事にも満足しています。」
特にキッチンからリビングダイニング、直さんの書斎までを開け放つと出現する吹き抜けのある大空間は、家族みんなのお気に入りの場所です。

「晴れれば床暖房にたっぷりのお湯が沸き、雨が降れば雨水タンクに800gの雨水が溜まる。風が吹けば風力発電機の風車がクルクル回る。というわけで、お天気の変化を楽しみにできる家になりました。実現できなかったこともあるけれど、結果としては家族みんなが大満足しています。」
 
(株)ワカバハウス
http://www.wakabahouse.jp/
 
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